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【2022年版】海外FXのスプレッド比較!実測データでランキングにまとめました

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こんな人に読んでほしい
  • 海外FX業者ってスプレッドが広いんでしょ?
  • 海外FX各社でスプレッド比較をしたい
  • 取引コストをできるだけ低く抑えられるFX業者は?

スプレッドは、毎回の取引で発生するコストです。特に、海外FX業者はスプレッドが広いイメージが持たれています。

とは言え、実際にはスプレッドが狭い海外FX業者も多いです。
スプレッドが狭く、海外FXのレバレッジやゼロカットが使えれば劇的にトレード環境を改善できます。

スプレッドを軸に、あなたに最適な海外FX業者を探してみましょう。

本記事では「海外FXのスプレッド比較」をテーマに、ランキングや比較ポイントをまとめました。

スプレッドとは

スプレッドとは、売値と買値の価格差を指します。

市場の取引は、買いと売り2つの注文で成立しており、常に価格は買値と売値の2つが動いて相場は作られるものです。

市場にある買値と売値から、FX業者のスプレッドも提示されています。

ただし、スプレッドは各社が提携する金融機関の市場や、スプレッドの中に実質の取引手数料として上乗せもあるため、同じ通貨ペアでもスプレッドは同じではありません。

ポジションを持った時に、含み損から始まるのはスプレッドが理由です。

スプレッドが狭いほど、ポジションを持った時の含み損が小さくなり、含み益に変わるまでの値幅も小さくなります。

売値を「BID」買値を「ASK」とも言います。

変動制スプレッドと原則固定スプレッド

スプレッドは、大きく分けて変動制と原則固定制の2種類に分類されます。

基本的には、市場で取引が行われる限り、市場のスプレッドが変動するのは変わりません。

しかし、市場とトレーダー、投資家の仲介をするFX業者によっては、原則固定スプレッドを提供している場合があります。

例えば国内FX業者では、日本時間の夕方までは原則固定のスプレッドを提供しているケースが多いです。

とは言え、変動制スプレッドでも取引量の少ない時間帯では、スプレッドの変動が小さいため一概にどちらが良いとは言えません。

海外FX業者の中には、スプレッドを完全固定制で提供している口座もありますが、取引手数料の支払いが必要です。

約定方式の違い

スプレッドに関係するFX業者の顧客注文を処理する約定方式の違いを知っておきましょう。

約定方式とは、市場と顧客を仲介するFX業者による裏方の仕組みです

約定方式の違いにより、最小スプレッドや平均スプレッドを狭くできたり、大きなロット数でもポジションが持ちやすくなるなどトレード環境に違いがあります。

ここでは、代表的な約定方式を簡単にご紹介します。

DD方式(ディーリング・デスク)

DD方式の図解

DD方式とは、ディーリング・デスク方式の略称です。

FX業者が顧客から注文を受けると、ディーラーが顧客同士の注文を合わせて取引を成立させたり、裁量に応じて自社で決済、ある#f5deb3いは市場に注文を流す、流さないといった処理を行います。

DD方式では、ディーラーによる人為的な操作ができる仕組みであり、原則固定の低スプレッドも実現しやすいのがメリットです。

一方で、システムが全てを処理する仕組みではないため、注文拒否(リクオート)やスリッページが起きる可能性があります。

また、人為的に操作ができるため、顧客の注文を実際には約定させず、損失を自社の利益にする「ノミ行為」ができてしまうのがデメリットです。

NDD方式(ノー・ディーリング・デスク)

ndd方式の図解

NDD方式とは、ノー・ディーリング・デスク方式の略称です。

前述した、人為的に顧客注文を管理するDD方式と違い、ディーラーがいない約定方式がNDD方式になります。

各社のディーリング・システムや、専用の仲介システムによって顧客の注文を処理する仕組みです。

NDD方式では、基本的にシステムが機械的に注文を処理するため、約定力が高くなりやすい特徴があります。

例えば、NDD方式では大きな規模の取引でも約定しやすいのがメリットです。

実際に、国内FX業者が1ロット=1万通貨に対して、NDD方式の採用が主流の海外FX業者では1ロット=10万通貨となります。

また、NDD方式と言っても細かな分類があり、海外FXでもスプレッドの狭い業者は、約定方式による違いが理由の1つです。

NDD STP方式

NDD STP方式のSTPとは、「Straight Through Processing(直接的に注文が市場へ流れる)」という意味です。

NDD STP方式を採用する口座では、FX業者がカバー先の金融機関が提示するレートを元に即時に顧客注文を約定させます。

顧客注文を自社で決済してから市場へ注文が流れるため、注文拒否が起きづらいのがメリットです。

一方で、即時に注文を約定させる間には、FX業者のスプレッドも足されるためスプレッドが広くなりやすいデメリットがあります。

NDD ECN方式

NDD ECN方式のECNとは、「Electronic Communications Network(電子通信ネットワーク)」という意味です。

NDD ECN方式では、専用の電子取引所へ直接顧客の注文を流す仕組みで取引が成立します。

電子取引所の取引相手は、市場に流動性をもたらす金融機関(リクイディティプロバイダー)や、証券会社・銀行・ファンドなどです。膨大な注文があるため、最適なレートが提示でき、スプレッドも非常に狭くなるメリットがあります。

一方で、全体の注文量が少ない場合は、取引が成立せず、約定拒否(リクオート)が発生するのがデメリットです。

また、専用の電子取引所を使うため、取引手数料や必要な口座資金に基準が設けられる場合も多くなります。

海外FX業者のスプレッド比較ランキング

各社で約定方式やカバー先の金融機関の違いからスプレッドに差が発生すると解説しました。

ここでは、具体的に各社のスプレッドに差がどのぐらいあるのか、同条件で計測した平均スプレッド(※1)で比較してみました。

スプレッドや、コスト面を考慮した比較ランキングもあるのでぜひ、参考にしてください。

(※1)メジャー通貨ペアを対象に1日の平均スプレッドを算出しています。

【NDD方式・DD方式】取引手数料無料の海外FX口座でスプレッド比較

NDD方式もしくは、DD方式を採用している「取引手数料が無料の海外FX口座」でスプレッド比較を行いました。

海外FX業者 EUR/USD USD/JPY GBP/USD AUD/USD USD/CAD
XM Trading(エックスエム) 1.8 1.6 2.6 1.9 2.3
AXIORY(アキシオリー) 1.2 1.3 1.4 1.6 1.8
iFOREX(アイフォレックス) 0.7 1.0 1.1 0.8 2.0
FXGT(エフエックスGT) 1.5 1.6 2.2 2.0 2.5
GEMFOREX(ゲムフォレックス) 1.7 1.4 2.4 1.5 2
TitanFX(タイタンFX) 1.2 1.3 1.8 1.5 2.3
HotForex(ホットフォレックス) 1.3 1.7 1.7 1.5 2.5
FBS(エフビーエス) 1.2 1.3 1.8 1.5 2.3
TradeView(トレードビュー) 1.7 1.8 2.0 1.9 2.5
IS6FX(アイエスシックスFX) 2.0 1.6 2.4 2.0 2.2
LAND FX(ランドFX) 0.9 0.9 1.3 1.4 1.3
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ) 1.4 1.5 2.9 1.6 3.0
FxPro(エフエックスプロ) 1.5 1.3 1.8 1.7 1.8
BigBoss(ビッグボス) 1.8 1.6 2.3 1.7 2.6
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 1.4 1.6 2.2 1.8 2.6
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ) 1.8 1.8 2.0 2.0 2.0
GENETRADE(ジェネトレード) 1.8 1.8 2.4 1.9 2.4
easyMarkets(イージーマーケッツ) 1.7 2.0 2.3 2.2 3.0

スプレッド比較を行った海外FX業者と口座タイプは以下の通りです。

各社、DD方式・NDD方式のいずれかを採用しており、別途取引手数料が発生しない口座タイプを対象としています。

NDD方式・DD方式のスプレッド比較対象

【XM Trading】スタンダード口座
【AXIORY】スタンダード口座
【iFOREX】口座タイプなし
【FXGT】スタンダード口座
【GEMFOREX】オールインワン口座
【TitanFX】スタンダード口座
【HotForex】マイクロ口座
【FBS】スタンダード口座
【TradeView】Xレバレッジ口座
【IS6FX】スタンダード口座
【LAND FX】スタンダード口座
【IFC Markets】スタンダード口座
【FxPro】MT4マーケット口座
【BigBoss】スタンダード口座
【Traders Trust】クラシック口座
【MiltonMarkets】フレックス口座
【GENETRADE】スタンダード口座
【easyMarkets】スタンダード口座

【総合的にスプレッドが狭い】第1位 iFOREX(アイフォレックス)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大400倍 DD方式 100ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
FXnet(独自) 84種類 不可

スプレッド比較を行った海外FXランキング11社中、総合的に狭いスプレッドを提示していたのはiFOREX(アイフォレックス)でした。

iFOREXは、海外FX業者としては珍しくDD方式を採用しています。

ディーラーによる相対取引やカバー取引が行われるため、NDD方式を採用する他社口座よりスプレッドが狭いのがメリットです。

一方で、NDD方式ではないためiFOREXの約定力にはデメリットがあります。例えば、スキャルピングや自動売買がiFOREXでは禁止です。

【ドル円に強い】第2位 LAND FX(ランドFX)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大500倍/200倍 NDD(STP/ECN)方式 300ドル相当額/2000ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 65種類 可能

本スプレッド比較ランキングで、2番目に狭いスプレッドを提示していたのはLAND FX(ランドFX)でした。

DD方式を採用するiFOREXを除けば、LAND FXのスプレッドはNDD方式で最も狭いスプレッドになります。

また、LAND FXのNDD方式採用の口座タイプでは、最大500倍のレバレッジが使えるため、最大400倍レバレッジのiFOREXより少額資金でも取引しやすいです。

また、自社でリクイディティプロバイダー事業(※1)も展開しているLAND FXは、高頻度で取引を行う自動売買やスキャルピングに制限がありません。

(※1) リクイディティプロバイダー(LP)とは、市場に流動性を与える金融機関です。リクイディティプロバイダーの提示するレートは、FX業者が顧客に提示するレートや、市場のレートに影響します。

【ボーナスでお得に】第3位 XM Trading(エックスエム)

レバレッジ 約定方式 初回入金額
最大888倍/500倍 NDD STP方式 5ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 57種類 可能

本スプレッド比較ランキング第3位にランクインしたのはXM Trading(エックスエム)です。

単純なスプレッド比較では、やや広めのスプレッドになるXMは独自のロイヤルティ・プログラムを活用すると、高いレバレッジを維持しつつ、低コストで取引できます。

ロイヤルティ・プログラムとは、XMを長く利用するほど多く貰える取引ボーナスです。ロイヤルティ・プログラムを使うことで、1ロットの取引当たり約700円相当のボーナスが得られます。

おおよそ700円は、スプレッドが0.7pips低くなるのと同じ水準です。XMは、最大888倍もそのまま、取引ボーナスで実質0.7pipsスプレッドが低くできます。

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海外FX業者XM(エックスエム)とは?おすすめされる理由と具体的なメリット・デメリット海外FX業者でおすすめは?と聞かれれば、高確率で「XM(エックスエム)」と答えが返ってきます。筆者自身も海外FX業者XMを使い始めて7年、今では確実におすすめされる理由が分かりました。本記事では、今さら聞けないXMがおすすめされる理由と、具体的なメリット・デメリットをご紹介します。...

【NDD方式・NDD ECN方式】有料の低スプレッド口座で比較

NDD方式もしくは、NDD ECN方式を採用しており「取引手数料が発生する低スプレッドの海外FX口座」でスプレッド比較を行いました。

単純なスプレッド比較ではなく、1ロット当たりの取引手数料を1ドル=0.1pipsとして合計コストも算出しています。

海外FX業者 EUR/USD USD/JPY GBP/USD AUD/USD USD/CAD
スプレッド(スプレッド+取引手数料)
XM Trading(エックスエム) 0.1(0.6) 0.2(0.7) 0.5(1) 0.6(1.1) 0.6(1.1)
AXIORY(アキシオリー) 0.2(0.5) 0.4(0.7) 0.3(0.6) 0.5(0.8) 0.7(1)
TitanFX(タイタンFX) 0.3(0.65) 0.4(0.75) 0.8(1.15) 0.3(0.65) 0.8(1.15)
HotForex(ホットフォレックス) 0.5(0.8) 0.4(0.7) 1.6(1.9) 0.9(1.2) 1.4(1.7)
FBS(エフビーエス) 0.3(0.6) 0.4(0.7) 0.8(1.1) 0.8(1.1) 1.2(1.5)
TradeView(トレードビュー) 0.3(0.55) 0.5(0.75) 0.7(1.85) 0.5(0.75) 0.8(1.05)
LAND FX(ランドFX) 0.5(0.85) 0.5(0.85) 1.5(0.95) 0.8(1.15) 1.1(1.45)
BigBoss(ビッグボス) 0.9(1.35) 0.7(1.15) 2(2.45) 0.8(1.25) 1.9(2.35)
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 0.4(0.7) 0.6(0.9) 1.2(1.5) 0.9(1.2) 1.4(1.7)

スプレッド比較を行った海外FX業者と口座タイプは以下の通りです。

各社の提供する取引手数料が発生し、他の口座タイプより低スプレッドを提供している口座タイプを比較対象としました。

NDD方式・NDD ECN方式のスプレッド比較対象

【XM Trading】ゼロ口座
【AXIORY】ナノスプレッド口座
【TitanFX】ブレード口座
【HotForex】ゼロスプレッド口座
【FBS】ECN口座
【TradeView】ILC口座
【LAND FX】ECN口座
【BigBoss】プロスプレッド口座
【Traders Trust】プロ口座

低スプレッド特化型の口座タイプの取引手数料は、スプレッドと同様に各社で取引手数料が異なります。

各社の取引手数料は以下の通りです。

海外FX業者 1ロット片道取引手数料(スプレッド換算)
XM Trading(エックスエム) 5ドル相当額(0.5pips)
AXIORY(アキシオリー) 3ドル相当額(0.3pips)
TitanFX(タイタンFX) 3.5ドル相当額(0.35pips)
HotForex(ホットフォレックス) 3ドル相当額(0.3pips)
FBS(エフビーエス) 3ドル相当額(0.3pips)
TradeView(トレードビュー) 2.5ドル相当額(0.25pips)
LAND FX(ランドFX) 3.5ドル相当額(0.35pips)
BigBoss(ビッグボス) 4.5ドル相当額(0.45pips)
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 3ドル相当額(0.3pips)

【総合的に低スプレッド】第1位 AXIORY(アキシオリー)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大400倍 NDD(STP/ECN)方式 50ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5/cTrader 61種類 可能

海外FX業者のスプレッド比較で、低スプレッド口座のランキング1位はAXIORY(アキシオリー)です。

AXIORYは、NDD ECN方式を採用している口座タイプ「ナノ口座」のスプレッドが非常に狭くなっています。

定番の通貨ペアであるユーロドルが0.2pips、ドル円が0.4pipsと国内FX業者のDD方式並みにスプレッドが狭い上、最大レバレッジは400倍です。

また、NDD ECN方式に特化した取引プラットフォームcTrader(シートレーダー)にも対応しています。

【約定力も高い】第2位 TitanFX(タイタンFX)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大500倍 NDD(STP/ECN) 200ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 60種類 可能

海外FX業者のスプレッド比較、低スプレッド口座のランキング2位はTitanFX(タイタンFX)です。

TitanFXは、一切のボーナスキャンペーンを実施せず、安定性・約定力・低スプレッドのトレード環境に力を入れている海外FX業者です。

独自のゼロ・ポイント・テクノロジーにより、外国為替だけでなく株価指数や貴金属のCFD銘柄も低スプレッドで取引ができます。

【実質コストも安い】第3位 TradeView(トレードビュー)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大500倍/400倍/200倍 NDD(STP/ECN)方式 100ドル相当額/1000ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5/cTrader 61種類 可能

低スプレッド口座ランキング3位は、上級者トレーダーから人気を得ているTradeView(トレードビュー)です。

全体的なスプレッドの狭さに優れていますが、TradeView最大のメリットは取引手数料の安さにあります。

NDD ECN方式を採用するILC口座取引手数料は1ロット当たり片道2.5ドル相当額と非常に安いです。

スプレッドの狭さと取引手数料の安さを両立したい上級者トレーダーに最適と言えるでしょう。

【VIP・裁量限定】完全上級者向けの口座タイプ

海外FXの中には、取引手数料の無料化と低スプレッドを両立していたり、スプレッド自体を完全に0pipsに固定できる口座を提供している業者があります。

ただし、これらの上級者向け口座タイプは、取引手数料が無料の代わりに初回入金額が高い、あるいはスプレッドがない代わりに取引手数料が高いです。

基本的には、上級者向けとなるものの、各社で非常に高性能なトレード環境を提供しています。

海外FX業者 EUR/USD USD/JPY GBP/USD AUD/USD USD/CAD
スプレッド(スプレッド+取引手数料)
GEMFOREX(ゲムフォレックス) 0.6(0.6) 0.4(0.4) 1.9(1.9) 0.9(0.9) 1.3(1.3)
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ) 0.8(0.8) 0.8(0.8) 1.0(1.0) 1.0(1.0) 1.0(1.0)
easyMarkets(イージーマーケッツ) 0.7(0.7) 1.0(1.0) 1.3(1.3) 1.2(1.2) 2.0(2.0)
FBS(エフビーエス) 0(2.0) 0(1.0) 0(1.0) 0(1.0) 0(1.0)
完全上級者向けのスプレッド比較対象

【GEMFOREX】ノースプレッド口座
【MiltonMarkets】エリート口座
【easyMarkets】VIP口座
【FBS】ゼロスプレッド口座

各社の上級者向け口座タイプでは、スプレッドが非常に狭く、上乗せの取引手数料がないため取り回しの良さも魅力です。

ただし、一言で上級者向けと言っても、各社の上級者向け口座タイプでは仕様が大きく違います。

例えば、GEMFOREXのノースプレッド口座は、取引手数料無料と最大1000倍レバレッジが両立される反面、自動売買ができない裁量取引専用口座となっています。

海外FX業者/口座タイプ 初回最低入金額 取引手数料 最大レバレッジ 最大ロット
GEMFOREX/ノースプレッド口座 30万円相当額 無料 1000倍 30ロット
MiltonMarkets/エリート口座 100万円相当額 無料 200倍 50ロット
easyMarkets/VIP口座 10万円相当額 無料 400倍 50ロット
FBS/ゼロスプレッド口座 5万円相当額 20ドル相当額 3000倍 500ロット

各社の上級者向け口座タイプに仕様を比較してみましょう。

スプレッドが狭いのは共通点ですが、初回最低入金額やレバレッジ、最大ロット数などが各社で大きく異なります。

【圧倒的なコスパ】GEMFOREX(ゲムフォレックス)

レバレッジ 約定方式 初回最低入金額
最大1000倍 NDD STP方式 1ドル相当額/3000ドル相当額
取引プラットフォーム 取り扱い通貨ペア スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 31種類 可能

上級者向けの口座タイプでは、各社で仕様が大きく異なるためランキングを付けるのは難しいです。

しかし、あえて1社を挙げるなら比較的使いやすいGEMFOREXのノースプレッド口座でしょう。

ノースプレッド口座は、自動売買が使えませんが、初回入金30万円以外の仕様は通常の口座タイプと同じです。

FXの運用資金が30万円以上なら、ノースプレッド口座は非常に快適な裁量トレード専用口座として活用できます。

海外FXのスプレッドで比較すべきポイント

海外FXのスプレッド比較ポイント
  1. 平均スプレッドと通貨ペア
  2. 取引ボーナスの有無
  3. 取引手数料の有無
  4. 最大レバレッジと初回入金額
  5. スキャルピング・自動売買の可否

ここでは、海外FX業者のスプレッド比較をする際に重要なポイント5つをご紹介します。

最初にも解説した通り、単純にスプレッドが狭い=優れたFX業者とは言えません。

例えば、スプレッドの狭さを気にする理由が、コストを安くしたいならボーナス使うとグッとコスパ良く使える場合もあります。

自分に最適な海外FX口座を探すために、スプレッド比較のポイントを見てみましょう。

(1)平均スプレッドと通貨ペア

スプレッドを比較する際に、原則固定や最小のスプレッドを基準に考えるのはオススメしません。

なぜなら、スプレッドは変動するものだからです。したがって、スプレッドは平均スプレッドで比較しましょう。

また、自分の取引する時間帯が決まっている場合は、取引する時間帯で平均スプレッドを確認することで、より自分に合ったトレード環境を見つけることができます。

同様に、通貨ペアによってもスプレッドは変わるため、自分の取引する通貨ペアは必ず確認すべきです。

(2)取引ボーナスの有無

取引ボーナスは、スプレッド以上に実質コストを大きく下げられます。

なぜなら、スプレッドと同様に取引ボーナスも毎回の取引で発生するからです。

例えば、海外FX業者XMの取引ボーナスでは、1ロットの取引当たり最大で約700円相当のクレジットが取引ボーナスで受け取ることができます。

スプレッドに換算すると0.7pips相当になるため、かなりコストパフォーマンスが良いです。

スプレッドが若干広い海外FX業者でも、取引ボーナスを実施している場合は、実は他社より実質コストが低くできるため比較ポイントに加えておきましょう

(3)取引手数料の有無

スプレッドの狭い口座タイプでは、取引手数料が発生する場合があります。

取引手数料の金額は、各社で違いますがスプレッドと違い変動しないのがメリットです。

また、ポジション損益ではなく、別途の取引手数料として口座残高から支払う形態では、確定申告の際に経費として認められる場合があります。

したがって、一概に取引手数料があるとコストパフォーマンスが悪いとは言えません。

自身のトレードスタイルや、平均スプレッドと取引手数料を考えて総合的なバランスを比較しましょう。

(4)最大レバレッジと初回入金額

今回のスプレッド比較ランキングでも取り上げた様に、取引手数料無料と低スプレッドを両立している場合は、最大レバレッジに制限がないか確認すべきです。

例えば、海外FX業者のMiltonMarketsでは、通常のスマート口座が最大1000倍レバレッジに対して、上級者向けのエリート口座では最大200倍に制限されます。

レバレッジを重視しつつ、低スプレッドで取引したい場合には、GEMFOREXのノースプレッド口座の様に初回入金が通常口座より高い代わりに、最大1000倍のレバレッジで取引できる業者を選ぶと良いでしょう。

(5)スキャルピング・自動売買の可否

低スプレッドを求める理由が、スキャルピングをもっと有利な環境で取引したい、自動売買で超短期売買をしたいといった方は、各社の取引条件を確認しておきましょう。

海外FX業者の中には、スキャルピングが禁止されている場合は、特定の口座のみ自動売買が不可といった場合があるからです。

せっかくスプレッドの狭い海外FX業者を見つけても、使いたい自動売買やスキャルピングができないといったトラブルを避けるために、事前に取引条件の確認することは重要です。

海外FXスプレッド比較ランキング まとめ

今回は「【2022年版】海外FXのスプレッド比較!実測データでランキングにまとめました」のテーマでお届けしました。

スプレッドは、FXで取引をする上で毎回関わる重要なコストです。単純にスプレッドの狭さだけでなく、レバレッジの高さやボーナスの有無も含めて、自分に合ったトレード環境を探すのが重要になります。

本記事を参考に自分のトレードスタイルに合った海外FX業者を探してみてください。

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