「FXの自動売買をやりたいけど、VPSのメモリ容量はどれくらい必要なのか分かりやすく知りたい」という方の疑問を解決していきます。
自動売買をおこなうにはツールを動かす必要があり、VPSのメモリ容量次第で動かせる数も異なります。
そこで今回は、自動売買ツールを快適に動かすには、どのくらいのメモリ容量が必要なのか解説します。
理解しておけば、効率よく投資がおこなえるだけでなくリスク回避にもなるので、ぜひ参考にしてみてください。
FXの自動売買ツールを動かすために必要なVPS最低メモリ容量
結論から言えば、最低でも1Gはメモリ容量を確保しておくべきです。
これは、1つのMT4を稼働させるときのメモリは最低でも1G以上が望ましいと、推奨している業者が多いからです。
VPSサーバーを提供しているサービスでは512MBなどの低容量プランもあり、金額も安いので「初めはこれでいいや」ってなるかもしれません。
ですが、容量が少ないほど稼働が安定しないので、フリーズなどの投資リスクが高くなってしまいます。
VPSメモリ容量が少ない=作業効率が悪い
自動売買ツールを動かそうとしている方はPCをお持ちだと思いますので、もしかしたら経験があるかもしれません。
重たいツールなどを動かすときに「あれ?動作が遅くなった?」というような状況があれば、それはメモリ容量が少なくなっている場合がほとんどです。
メモリ容量というのは、分かりやすくいえば「作業机」です。作業机が散らかっていると、探す手間などが多くなり作業効率が悪くなってしまいます。
つまり、VPSのメモリ容量に関しても全く同じことがいえます。
VPS容量が少ないのはリスクそのもの
通常のPC作業であれば、メモリ容量が少なくなってツールなどがフリーズしても、保存さえしていれば問題はありません。
ですが、VPSでは自動売買ツールを稼働させていることになるので、運用している金額が大きくなるほどハイリスクになります。
ご存じのとおり、FXでは常に相場が変動していますので、ツールが少しでもフリーズしてしまうと機会損失になったり、最悪の場合、大きな損失を出してしまう可能性があります。
VPS容量は事前にプランを選べるので、こうしたリスクを考慮しておくべきです。
なので、契約の際には1G以上のプランを選択しましょう。
自動売買ツールを2つ以上動かすのに最適な容量
すでに最低1Gが必要であることは解説しましたが、あくまで必要最低限のメモリ数です。
では、2つ以上のMT4を動かす場合、どのくらいメモリ容量があれば安心できるのか?
結論は2G以上です。
これは、実際に使用しているユーザーの意見でもあります。
MT4を使って自動売買するユーザーは、戦略的に複数のMT4を稼働させることがほとんどなので、多い人は4つ以上稼働させています。
こうした意見からMT4の稼働数別に最適なメモリ数をまとめると、下記のようになります。
- 2~4稼働させる場合:メモリ1G~
- 4個以上稼働させる場合:メモリ2G~
1Gでも「2~4」つは稼働させられますが、状況次第では動きが鈍くなってしまう可能性も考えられます。
1Gというのは、あくまで最低レベルの推奨容量なので、余裕があるに越したことはありません。
2つ以上稼働させるのであれば、やはり2G以上のプランで契約したほうが無難です。
多少なりの金銭的負担がかかろうとも、プラン料金をケチったばかりにマイナスを出しては、元も子もありませんから。
複数稼働時はメモリ容量に注意する
これまでの解説で
- 2~4稼働させる場合:メモリ1G~
- 4個以上稼働させる場合:メモリ2G~
ということをお伝えしました。
基本的には上記を目安にして頂ければいいのですが、あくまで目安です。
特に、プラン料金を節約したくて容量を少なめで契約している人は、メモリ容量を定期的に確認しながら稼働させることをおすすめします。
定期的に確認することで、稼働中に起こりえるフリーズなどのリスクを事前回避しやすくなります。
動きが遅くなってから、フリーズしてからでは相場の変動に対応しきれない場合があります。
メモリ使用量の確認方法
メモリの確認方法ですが、MT4はWindowsで動くので「Ctrt+Shift+Esc」でタスクマネージャーを開きます。
そこで、パフォーマンスを見てもらえれば、現在メモリがどのくらい使用されているのか分かります。
例えば、契約しているプランが1Gである場合は、メモリ使用量が100%(1G)に近づくほど稼働が安定しなくなります。
見てもらえれば分かりますが、リアルタイムで使用量の変化が変動するので分かりやすいです。
そして、現在のメモリ容量でいくつのMT4稼働させたら容量いっぱいになるのかを、事前にテストしておくことも、おすすめします。
これを確認しておけば、ギリギリの不安定な状態で稼働させることはなくなります。
動作を軽くする2つのポイント
動作を軽くするには、下記の2つを意識しましょう。
1.1つのMT4チャートで複数開く
プラン料金を抑えてメモリ容量を少なめにした場合は、MT4の複数稼働は控えるべきです。
それよりも、1つのMT4で複数チャートを開いたほうが、メモリへの影響は少なくすみます。
2.FX専用VPSを利用する
VPS業者の中には、不要なソフトを排除したFX専用の軽いVPSを提供している業者がいます。
なので、一番いいのは専用の軽いVPSを選択するのが、リスク回避にはかなり有効です。
まとめ
FXの自動売買をおこなう場合のメモリ容量は、2~4つほどであれば1G~、4つ以上であれば2G~のプランを選択するのが無難です。
VPSで自動売買ツールを稼働させる時間が長い、さらに投資金が多いのであれば安定性を重視しないと、大きなリスクを抱えることになりかねません。
「プラン料金が安いから」という理由でケチるのではなく、見えない未来のリスクを考えて投資環境を整えることは、他の投資にもいえることです。
ですから、メモリ容量には余裕を持っておきたいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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