FXをしているといつかは資金を出金する機会が訪れます。
「XMで利益が出たけど、どうやって出金するの？」
「必要があって資金を出金する必要がある」
という方に向けて、今回はXMの銀行出金について解説させていただきます。
国内銀行への出金は私もメインで使っている方法です。一度利用するとアカウントに記憶されますので２回目以降は同じ口座であれば非常に簡単です。
XMは出金時に銀行振り込みを利用することができるため、クレジットカードを利用しない人でも便利です。XMの出金方法は以下の5種類となっています。
- 国内銀行送金
- クレジットカード（VISAのみ）
- bitwallet
- STICPAY
- BXONE
この記事ではこの中から銀行振込での出金に関して詳しく説明していきます。
XMの銀行振込での出金においての特徴とは
XMの銀行振込での出金方法をする前に、覚えておきたい注意点や特徴を説明していきます。
特に気を付けたいのは以下の点です。
- XMの銀行振込での出金においての手数料
- XMの銀行振込での出金においての流れとは
XMの銀行振込での出金においての手数料
XM Tradingにおいて、取引口座から出金するときにかかる手数料はすべてXMが負担つまりどの方法でも手数料はかかりません。
しかし銀行振込をする場合は、この手数料無料は条件付きとなります。出金額が40万円を超える場合はXMがすべて負担をするので手数料が無料ですが、40万円未満の場合は2,500円の手数料が必要になります。
XMの銀行振込での出金においての流れとは
XMにおいて国内銀行送金を使う場合は、上記のロゴ（Local Bank Transfer）をクリックします。次に出金先に口座情報を入力する画面となるので、ここに入力をしていきます。
主に必要な入力事項は以下の3つとなります。
- 受取人の情報
- 送金先の銀行の情報
- 出金額
まず受取人の情報を入力していきます。入力は名前と性をカタカナで、またフルネームをローマ字で入力していきます。また住所もローマ字で書きます。
住所の書き方は以下のように番地から逆に書いていきます。
1-1-1 ,Roppongi Minato-ku,Tokyo
ここで注意をしていただきたいのは、最初にXMに登録した時の情報を一致している必要があります。特にローマ字はいくつか記載方法があるので、ヘボン式など同じ入力になるように気を付けてください。また住所が変更になっている場合は、先に登録情報の住所を変更することが必要です。
また受取人の銀行口座番号はこの個人情報の部分に入力します。入力画面にIBANコードと記載されていますが、IBANコードとは「International Bank Account Number」の略で欧州などで使われるコードであり、日本銀行を使う場合は関係ないので気にする必要はありません。
参考までに日本語住所を英語住所に無料で変換してくれるサイトを紹介しておきます。
送金先の銀行の情報
次に送金先の銀行の情報を入力していきます。
入力の必要があるのは以下の5項目です。ここではすべて英語表記で入力する必要があります。
- 銀行名
- 銀行所在地
- SWIFTコード
- 支店コード
- 支店名
銀行名
銀行名は主な銀行であればプルダウンで選べばいいのですが、一覧にない場合はその他を選択して手入力が必要になります。正式名称があるので、しっかりと調べて入力することが大切です。
例えばみずほ銀行であれば「MIZUHO BANK,LTD.」です。
銀行所在地
利用する本店の所在地を英語で入力してください。間違いやすい項目なので、注意して入力する必要があります。
SWIFTコード
SWIFTコードとは、日本の金融機関を特定するための番号です。「りそな銀行 SWIFTコード」などで検索をすることができます。例えばりそな銀行のSWIFTコードはDIWAJPJTです。
支店コード
支店コードは日本でも入力をすることがあるので、難しくはないでしょう。もしわからない場合でも簡単に検索することができます。
支店名
ATMカードや通帳などに書かれているので簡単ですが、「Marunouchi-branch」など英語表記となるのでこちらも確認する必要があります。
例えば楽天銀行であれば以下のような英語表記となります。
| 銀行の名称 | Rakuten Bank |
| SWIFTコード | RAKTJPJT |
| 本店住所 | 1-14-1 Tamagawa, Setagaya-ku,Tokyo,Japan |
楽天銀行以外でも「○○銀行 英語表記」「○○銀行 スイフトコード」で簡単にインターネットで検索できます。
「住所表記 英語」と検索していただければ、日本語の住所を英語表記に変換してくれるサイトもありますので、そこまで面倒なことはないと思います。
出金額
最後に出金額を入力するのですが、口座に設定した通貨での表示となっています。そのため日本円でない可能性もあります。
出金処理完了のお知らせが届く
上記の内容をすべて入力し出金手続きを行うと、登録しているメールアドレスに「出金処理完了のお知らせ」が届きます。このメールが届いてから銀行で送金処理がされるまで銀行の営業日で1～2日かかります。
こちらはお知らせメールなので返信などの対応は必要ありません。
XMの銀行振込での出金を選ぶメリットとは？
XMの利益分を出金するときに銀行振込を使うと、以下のようなメリットがあります。
- 入金分＋利益分上限なく出金可能
- 都市銀行でなくても指定可能
入金分＋利益分上限なく出金可能
銀行振込で出金する場合は、上限なく入金分と利益分の合計を出金することができます。
都市銀行でなくても指定可能
XMは都市銀行でなく、地方銀行、信用金庫でも出金先の口座として指定可能です。しかしSWIFTコードをもたないゆうちょ銀行などは指定することができません。利用できない銀行に関しては、デメリットの部分に詳しく記載しています。
XMの銀行振込での出金を選ぶデメリットとは
XMの銀行振込での出金方法を選ぶ場合、以下のようなデメリットがあります。銀行振込を利用する前に確認するようにしてください。
- 使えない銀行がある
- 出金額40万円以下は手数料がかかる
- 口座反映まで1～2日かかる
- 受取手数料がかかる
使えない銀行がある
XMにはイオン銀行やセブン銀行など使えない銀行があります。XMはSWIFTコードで銀行を確認するため、SWIFTコードを持たない以下の銀行は利用できないのです。
- ゆうちょ銀行
- 新生銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行（インターネット支店）
出金額40万円以下は手数料がかかる
XMは基本的に出金手数料は無料なのですが、出金額が40万円以下の場合は2,500円手数料がかかります。累計で40万円以上利益を出すには時間がかかるため、何度かは手数料が必要と考えてもよいでしょう。
口座反映まで1～2日かかる
bitcoinやSTICPAYなどなどを利用すると即時に出金可能ですが、銀行振替を使うと銀行の営業日で1～2日銀行口座に反映するまで時間がかかります。
受取手数料がかかる
XMの銀行振込での出金手数料は、40万円以上で無料、40万円未満だと2,500円です。しかしそれぞれの銀行には受取手数料がかかります。だいたい1,500円～2,500円ほどかかるのですがソニー銀行など一部の銀行はこの受取手数料が無料でサービスしているケースもあります。
さらに受取手数料以外に、送金額に対して一定の割合でリフティングチャージがかかります。ほとんどの銀行において、リフティングチャージは送金額×0.05%となっています。
まとめ
XMは利益を銀行に振り込んでくれます。クレジットカード、またSTICPAYなどを利用したくない方にはおすすめの方法です。口座反映まで1～2日かかり、出金額が40万円以下だと手数料が必要です。
また登録できない銀行もあるので、先にご確認ください。都市銀行以外に、地方銀行や信用金庫、また楽天銀行などのネット銀行も出金先銀行に指定することができます。
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