- XMのCFD銘柄ってスプレッドは狭い?
- ゴールド・日経225など定番のCFDを他社と比べたい
- XMのCFDをお得に取引する方法を知りたい
為替だけでなく、株価指数や貴金属など幅広いCFD銘柄も取り扱う海外FX業者XM(エックスエム)。
国内のCFD業者より、高いレバレッジで少額から取引を始められます。
とは言え、レバレッジだけでなく、毎回の取引で発生するコストとしてスプレッドも重要です。
本記事では、XMのCFDのスプレッドを実際に計測して、他社とのスプレッド比較までまとめました。
XMのCFDの平均スプレッド一覧【銘柄別】
- 各銘柄の取引時間で3回計測
- 取引ツールMetaTrader5も実際の数値
- 全銘柄を上記の計測方法で平均スプレッドを算出
XM(エックスエム)のCFD銘柄を上記の条件でスプレッドを計測しました。
FXと同じく、平日24時間取引できる貴金属CFDは、日中の東京市場・夕方以降のロンドン市場・そして夜のニューヨーク市場の3つの時間帯でスプレッドを計測しています。
株価指数など証券取引所の開場時間があるものは、寄り付きと引けを踏まえてスプレッドを計測しました。
XMで取り扱うCFD銘柄は幅が広く、各時間帯でスプレッドの拡大傾向も変わるので、全体の平均スプレッドが重要です。
株価指数CFD(現物・先物)の平均スプレッド
XMでは、株価指数CFDの現物を14種類・先物を11種類取り扱っています。
実質レバレッジについては、どの株価指数でも同じです。
ただし、スプレッドは現物の方が広い傾向があります。ただし、決済期日のある株価指数先物では、ポジションの持ち越しに手数料が発生しない、ドルインデックス(USDX)の取引ができるのが特徴です。
XM 株価指数CFD(現物)の平均スプレッド
株価指数CFD(現物) | 平均スプレッド |
AUS200Cash | 30.0pips |
EU50Cash | 15.0pips |
FRA40Cash | 10.0pips |
HK50Cash | 1.0pips |
IT40Cash | 1.0pips |
JP225Cash | 0.6pips |
NETH25Cash | 3.3pips |
SPAINCash | 0.5pips |
SWI20Cash | 45.3pips |
UK100Cash | 30.0pips |
US100Cash | 20.0pips |
US30Cash | 41.7pips |
US500Cash | 5.0pips |
GER40Cash | 30.0pips |
株価指数CFD(現物)の平均スプレッドは上記の通りです。
流動性の違いから、同じ株価指数の現物でも、銘柄によってスプレッドにバラつきがあるのが分かります。
ただし、株価指数の現物CFDでは、どの銘柄のスプレッドでも今回の検証では50pipsを上回ることがありませんでした。
特に日経225に関しては、平均スプレッドが1pips未満、実質レバレッジも200倍なのでかなり好条件で取引ができます。
XM 株価指数CFD(先物)の平均スプレッド
株価指数CFD(先物) | 平均スプレッド |
JP225-DEC21 | 1.6pips |
USDX-DEC21 | 5.0pips |
US100-DEC21 | 40.0pips |
US30-DEC21 | 59.7pips |
US500-DEC21 | 9.0pips |
SWI20-DEC21 | 73.3pips |
UK100-DEC21 | 73.3pips |
EU50-DEC21 | 30.0pips |
GER40-DEC21 | 46.7pips |
FRA40-DEC21 | 20.0pips |
USDX-DEC21 | 5.0pips |
株価指数CFD(先物)の平均スプレッドは上記の通りです。
株価指数CFD(現物)と同様に流動性の違いから、銘柄によってスプレッドにバラつきがあります。
また、現物と比べて先物スプレッドは全体的に広く、現物のスプレッドの様に1pips以下の平均スプレッドは本検証ではありませんでした。
とは言え、前述した通りポジションの持ち越しに手数料がないなど、先物は中・長期トレードとの相性が良いので、現物と先物の使い分けがポイントです。
XM 貴金属CFDの平均スプレッド
貴金属CFD | 平均スプレッド |
GOLD | 5.7pips |
SILVER | 16.4pips |
PALL-DEC21 | 67.7pips |
PLAT-JAN22 | 31.7pips |
HGCOP-DEC21 | 7.1pips |
貴金属CFDの平均スプレッドは上記の通りです。
貴金属CFDのゴールドは、ボラティリティが高く、スプレッドが広くなりやすい傾向があります。
1日で100pips以上の値動きも珍しくないため、平均スプレッド5.7pipsは決して広くはないでしょう。
また、CFD銘柄の中で、貴金属CFDのゴールド(GOLD)とシルバー(SILVER)に関しては、最大888倍のレバレッジが適用されます。
スプレッドが他の貴金属CFDより狭いことも踏まえると、少額資金でも取引を始めやすい銘柄の1つです。
XM 商品先物CFDの平均スプレッド
商品先物CFD | 平均スプレッド |
COTTO-MAR22 | 3.0pips |
CORN-DEC21 | 10.0pips |
SUGAR-MAR22 | 0.6pips |
COCOA-DEC21 | 0.9pips |
COFFE-MAR22 | 3.6pips |
WHEAT-MAR22 | 11.7pips |
SBEAN-JAN22 | 18.5pips |
XMでは、綿(COTTO)や砂糖(SUGAR)など全7種類の商品先物CFDを取り扱っています。
商品先物CFDは、実質50倍相当のレバレッジが適用されるため、少額資金による取引も十分の可能です。
今回の平均スプレッド調査では、7銘柄中の半数以上が1桁の平均スプレッドとなりました。
XM エネルギーCFDの平均スプレッド
エネルギーCFD | 平均スプレッド |
NGAS-DEC21 | 3.4pips |
BRENT-JAN22 | 0.3pips |
GSOIL-DEC21 | 13.3pips |
OIL-JAN22 | 0.3pips |
OILMn-JAN22 | 0.3pips |
XMでは、全5種類のエネルギーCFDを取り扱っています。
WTI原油(OIL)およびWTI原油ミニ(OILMn)は、実質66.6倍のレバレッジが適用され、平均スプレッドは0.3pipsと他のエネルギーCFD銘柄よりも好条件で取引ができます。
本検証では、WTI原油とWTI原油ミニのスプレッドに差は見られませんでした。
XMのCFDスプレッドに関する注意点
- CFDのスプレッドは口座タイプで変わらない
- レバレッジも全口座タイプで共通
- 為替(FX)と比べてスプレッドは拡大しやすい
XMのCFDのスプレッドに関する注意点は3つあります。
XMでは、各口座で取り扱う銘柄や仕様の違いから、特にCFDを頻繁に取引する方は注意が必要です。
追加口座を活用するなど、CFDの取引を工夫することでXMはお得に取引ができます。
結論から言うと、XMでCFDを取引するならスタンダード口座を使うのがオススメです。
CFDのスプレッドは口座タイプで変わらない
XMでは、どの口座でCFDの取引を行ってもスプレッドは変わりません。
例えば、XMの口座タイプでは、取引手数料を支払うことで低スプレッドで取引ができる「ゼロ口座」があります。
しかし、低スプレッドが実現するのは為替(通貨ペア)の取引のみです。
つまり、ゼロ口座を使って、CFD取引してもスプレッドは変わりません。
もちろん、CFDに関してはゼロ口座でも取引手数料は発生しませんが、ボーナスが受け取れないので注意です。
XMでCFDをお得に取引するなら、取引ボーナスのあるスタンダード口座を選びましょう。
レバレッジも全口座タイプで共通
XMのCFDは、スプレッドだけでなくレバレッジも全口座タイプで共通です。
例えば、日経225(JP225)の実質レバレッジは200倍ですが、スタンダード口座でも200倍、ゼロ口座でも200倍のレバレッジが適用されます。
前述した通り、スプレッドも全ての口座タイプ共通なので、どの口座タイプを使っても取引に必要なコストは同じです。
為替(FX)と比べてスプレッドは拡大しやすい
CFDで取り扱う株価指数や貴金属は、FXで取り扱う為替よりスプレッドが拡大しやすい傾向があります。
なぜなら、CFD銘柄の多くは為替より価格変動(ボラティリティ)が大きく、市場規模も小さいからです。
金融市場の中で最も規模が大きく、外国為替の市場は一日に約600兆円以上もの取引量を誇ります。
流動性の違いから、CFD銘柄の方が価格変動が大きく、スプレッドも比例して拡大しやすいです。
XMの主要CFD銘柄を他社とスプレッド比較
XMの主要CFD銘柄のスプレッドを他社と比較してみましょう。
海外FX業者では、外国為替だけでなく、株価指数CFDや貴金属CFDのを1つの口座で取り扱っているのが一般的です。
ここでは、他社でも取り扱いの多い、以下の主要CFD銘柄でスプレッド比較をしてみましょう。
海外FX業者 | GOLD(XAU/USD) | JP225 | US30 | US100 |
XM Trading(エックスエム) | 5.7pips | 0.6pips | 41.7pips | 20.0pips |
AXIORY(アキシオリー) | 5.6pips | 1.1pips | 4.1pips | 2.3pips |
BigBoss(ビッグボス) | 11.3pips | 15.2pips | 10.1pips | 5.8pips |
GEMFOREX(ゲムフォレックス) | 3.3pips | 27.0pips | 49.0pips | 20.0pips |
TitanFX(タイタンFX) | 1.7pips | 10.2pips | 3.4pips | 2.2pips |
XMの主要CFD銘柄を他社とスプレッド比較すると、日経225のスプレッドが他社より、かなり狭い水準だと分かります。
ただし、貴金属CFDで定番のゴールド(GOLD)はやや他社より広く、ダウ平均株価(US30)とナスダック総合指数(US100)は、かなり広いスプレッドなのがデメリットです。
また、他社ではCFD銘柄も低スプレッドで取引ができる口座タイプを設けているケースもあるため、ややスプレッドでは劣る部分があります。
取引ボーナスで実質コストを抑える
他社とスプレッド比較をすると、やや広いスプレッドがXMのデメリットだと分かりました。
とは言え、他社にはない取引ボーナスを活用することで実質コストを抑えられます。
Executive | Gold | Diamond | Elite |
初回取引から | 初回取引から30日 | 初回取引から60日 | 初回取引から100 |
1ロットの取引で10XMP | 1ロットの取引で13XMP | 1ロットの取引で16XMP | 1ロットの取引で20XMP |
XMでは、ロイヤルティプログラムを導入しており、XMを使った初回取引からの日数によって、Executive~Eliteまでの会員ランクが付与されます。
会員ランクに応じて、XMP(XMポイント)が貰え、XMPはキャッシュバックやクレジットと自由に交換できる仕組みです。
最大で1ロットの取引当たり、700円相当のボーナスが貰えます。
取引ボーナスを活用すれば、スプレッドが多少広くても、毎回の取引で貰えるボーナスでお得に使えるのでオススメです。
XMのCFDスプレッド まとめ
- XMのCFD銘柄のスプレッドは全口座タイプで共通
- レバレッジも共通、しかしボーナス有りのスタンダード口座がオススメ
- XMのCFDスプレッドを他社比較すると「日経225」が狭い
- XMのCFDスプレッドは他社より全体的にやや広い
- XMの取引ボーナスを活用すると実質コストを抑えられる
今回は「XMで取り扱いCFD銘柄のスプレッドを実測!気になる他社と比較も。」のテーマでお届けしました。
XMで取り扱うCFD銘柄の中でも、日経平均株価(JP225)は他社と比べても狭く、取引ボーナスや最大200倍のレバレッジで有利な取引ができます。
ただし、他のCFD銘柄はややスプレッドが広いため、ボーナスを受け取れるスタンダード口座でCFDを取引するのがコツです。
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