誰しも不労所得に対する夢を一度は持つものです。
特にこのコロナ禍に突入し、不景気が叫ばれる時代にとなってからは、よりその声は高まっているようにも思えてなりません。
一方、そんな時代を反映して、簡単に稼げるといった文言で集客を狙う詐欺も横行しているのが現状です。
そんな中、今回も私の元に一通の大変興味深い案件が届きました。
その名も「ほぼタダでできる外注ビジネススキーム」。名前だけ聞くと、もっともらしく聞こえますし、一方でなんのこっちゃと思う方もいることでしょう。
どうやらコピペを一回するだけで、あとは他の人が働いてくれるのだとか。それにより不労所得のようなものを得ることができるというのがこの「外注ビジネススキーム」の様子。
具体的にどんなものか、徹底検証してみましたので、どうぞ最後までご覧ください。
【外注ビジネススキーム】発起人は誰?竹本じんや氏?
今回のこの外注ビジネススキーム、一体発起人は誰なのか調べてみたところ、ランディングページには「竹本じんや」さんとおっしゃる方のお名前が、顔写真付きで掲載されていました。
その竹本氏と思われる方がこちらです↓

出典:外注ビジネススキーム
山本氏について現時点でわかっていることは、以下の通りです。
- 〇愛知県生まれ
- 〇不動産会社に就職したが、モラハラ・パワハラで退職
- 〇内装業に転職するが、社長と喧嘩しクビ
- 〇内装業の会社を立ち上げるが、副業を決意
- 〇副業で始めたネットビジネスで月収300万成功
- 〇教え子がたくさんいて、月収100万超えの教え子がたくさんいる
以上のような経歴をお持ちのようですが、、、
しかし、すべて証拠がなく、証拠画像や当時を証明するようなものはなにも存在しません。あるのはすべて文字で記載されている内容のみとなっています。
顔写真を堂々と掲載されているのに、これはもったいない。
いずれにしても、証拠がないため根拠ある話ではないことから、発起人の存在が不明瞭という結果に終わってしまったのでした。
【外注ビジネススキーム】ビジネスモデルはなに?
今回の外注ビジネススキームですが、一体どんなビジネスモデルでかせがせてくれるというのでしょうか。通常だと、タイトルだけでなんとなくわかるようなものなのですが、今回は全くわかりません。
そもそもビジネスモデルとビジネススキームとはよく類義語として比較されるのですが、ビジネススキームとは、「体系的な計画」とも言われ、ヒト・モノ・カネの流れを体系化したものとされます。
一方、ビジネスモデルは「顧客に満足を与えることで企業が稼ぐ仕組み」とされております。
つまり、ビジネススキームとは、ビジネスモデルをより具現化したものとして考えることもできますね。
しかし、タイトルに「ビジネススキーム」としているにもかかわらず、ランディングページにはほとんどといってよいほど、具現化された仕組みは見当たりません。私の探し方が悪いのかとも思えてしまうほど。
むしろ、ランディングページには、以下のように言っているのにです。

出典:外注ビジネススキーム
細かくと言っているのに、あとに出てきたのは、以下のような表現が見つかっただけでした。。。

出典:外注ビジネススキーム

出典:外注ビジネススキーム
このままでは、今回の外注ビジネススキームは、上記のように、コピペ一つで寝てても収入が得られるというのがビジネススキームということになります。
その仕組みが一体どんなものかを知りたいのに、何をコピペするのか、どうしてそんな夢のような話が可能なのかが記されていないのです。
つまり、今回の外注ビジネススキームは、ビジネスモデルはほぼ不明ということになってしまったのでした。。。
【外注ビジネススキーム】本当に稼げるのか!?
発起人の存在も、ビジネスモデルもいまいちはっきりとしない今回の外注ビジネススキームですが、果たして本当に稼げるのでしょうか。
いろいろ調べてみたところ、いくつか気になる点を発見しました。
まず第一に、この案件は、「ほぼ0円」でできるとあちらこちらに記載されています。
その一部分がこちら↓

出典:外注ビジネススキーム
ということは、言い換えればわずかながらお金が発生するということとも言えますよね。
はたまた、一部有料の箇所があると言い換えることもできるでしょう。
しかし、今回の案件には、そうしたお金が発生することが一切書かれていないのです。
さらに、この「ほぼ」という部分、人によって感覚もバラバラでしょう。もしかすると、一部の人にとってはわずかなはした金かもしれませんが、大多数の人にとっては大金と思えてしまう額の可能性だってあります。その部分を明確にしてくれないのは何故なのでしょう。ちょっと疑い深くなってしまいますよね。
もう一つ気になることがあります。今回の外注ビジネススキームは、どうやら期間限定、人数限定の様子。その証拠がこちら↓

出典:外注ビジネススキーム

出典:外注ビジネススキーム
しかし、私がトライしてみたところ、普通にラインの追加もできそうでしたし、さらにいえば、「今日から3日間限定」の、今日とはいつのことを指しているでしょうか。
もし本当に人数限定なら、一体何名が定員なのでしょうか。
これらの情報が全く掲載されておらず、不透明すぎると思うのは私だけでしょうか。何かいろいろとわからないことだらけですし、不親切な感じがしてしまいますよね。
いろいろ雲行きが怪しくなってきました。。。
【外注ビジネススキーム】特商法の表記について
不透明な点が多いと感じる今回の外注ビジネススキームですが、こういうパターンに陥った場合は、やはり特商法を確認してみるべきです。
そこで確認してみたところ、特商法は以下のような表記となっていました。

私が隅々まで確認したところ、正直突っ込みどころが満載です。。。
まず第一に、電話番号を載せておきながら、問い合わせはEメールって、何故なのでしょう。理由が図りかねます。問い合わせが多すぎて電話回線がパンクするとか?だとしたら、一体なぜそんなにたくさんの電話が鳴るのでしょう。欠陥でもあるのでしょうか。。。もしかしたらそれ以前の問題かも・・・等、いろいろ勘ぐってしまいますよね。
そして一番疑問なのが、先ほどは人数限定とか言っていたのに、なぜここにきて販売数量が無制限!?人数限定の話はいずこへ行ってしまったのでしょう。大きな矛盾ですよね。
これには空いた口が塞がりませんでした。。。
それに販売って・・・やはり、これは無料ではないのですね。しかも申し込み完了後、ラインにてコンテンツを提供と仰ってますが、一体いくらのものを、ラインで提供するというのでしょう。
不明瞭が深まるだけになってしまったのでした。
【外注ビジネススキーム】まとめ
今回の外注ビジネススキームは、発起人の存在はおろか、特にビジネスモデルが全くもってわからずじまいでした。さらに特商法では疑問が深まるばかりとなってしまい、矛盾点もありましたし、到底皆様にオススメできる案件とは言えない代物でした。
また興味深い案件が届きましたら、皆様にはいち早くお伝えさせていただきます!
それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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